2009年まとめ

2009年も残り数時間なので振り返ってみる。

今年の大きな変化は、博士の学位を取得したことです。このため、博士論文を書きや各先生方に研究内容を説明に行ったりして結構な時間を使いました。博士は取得したのですが、自分は研究者としてまだまだだなと思うことばかりです。最近は、研究の問題点を探すのが一番難しく思います。これは、人とのディスカッションが足りていないせいかもしれません。あとは、国際会議に通すだけの良い論文を書くことの難しさを実感した年でした。今年になって、初めて、機械学習のレベルの高い国際会議に投稿する機会に恵まれたのですが、残念ながら通すことが出来ませんでした(3回投稿し3回落ちた)。論文を書くためにいろいろな人の力をお借りしたので残念です。来年は、この点をなんとかしていきたいと思います。

その他は、8月と9月にPreffered Infrastructureにてインターンを体験させていただけたのが良かったです。インターンをすることにより、実際の開発の現場でのプロジェクトを体験させていただけたのが良かったです。あとは、いろいろな人に出会えたのも良かった。

今年の活動
1月
鹿島先生のご好意によりIBMの東京基礎研究所にて見学及び研究発表させていただく(ありがとうございました)。
3月
Bioinformatics誌に論文を出版する
Yasuo Tabei and Kiyoshi Asai: A local multiple alignment method for detection of non-coding RNA sequences, Bioinformatics, 25(12), 1498-1505 (2009).
6月
京都で開催されたデーターマイニングと機械学習のワークショップDMSSにて口頭発表する。(結構良い評価を頂きました。ありがとうございます。)
8月
新潟で開催されたRNA学会にて口頭の内容を発表する。
神戸で開催されたゲノム特定領域合同班会議にてポスター発表する。
博士の公聴会が行われる。
PFIインターン参加する。
9月
博士の学位を取得する。
引き続きPFIインターンに参加する。
12月
CBRC2009で発表する。
カナダで開催されたNIPSに参加する。

来年の目標
もっとアウトプットを多くする。開発においては、ソフトウェアーの開発に時間をさき、実用的なものを作っていきたい。研究は、最低でも一本トップレベルの国際会議に通したい。

来年は、いろいろな意味で自分のなかで変化が多い年になりご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。