2010-01-01から1年間の記事一覧

FM-index++を公開しました

FM-indexのC++による実装 FM-index++を公開しました。http://code.google.com/p/fmindex-plus-plus/FM-index[1〜4]とは、圧縮全文索引の一種でO(n)時間とO(nlgσ)メモリー(n:テキスト長、σ:文字種類数)で構築することができます。最近では、テキスト処理ばか…

書籍紹介 カーネル法入門 -正定値カーネルによるデータ解析-

もぐりででている授業で紹介されていたカーネル法の本(OSじゃなくて)が出版されていたので読んでみました。カーネル法の本はいろいろ出版されていますが、この本独自の章は8章「平均による確率分布の特徴づけ」と9章「正定値カーネルによる依存性・独立性」…

講演その2と今後の予定

東京工業大学の杉山研究室でSketchSort法に関する講演をさせていただきました。杉山研はいろいろな国からの留学生が多くゼミでの公用語は英語だそうです。企業と同様に大学の研究室単位でもグローバル化しているようです。ツッコミも激しかった。杉山研での…

講演

お茶の水女子大学にてSketchSort法に関する講演をさせていただきました。 スライドをアップしました。英語で講演したので英語のスライドになっています。Sketch sort ochadai20101015-publicView more presentations from tbyasu.下はお昼に頂いた仕出しハン…

研究紹介 - SketchSort(スケッチソート)法

SketchSort(スケッチソート)法の論文が ACML2010にアクセプトされました。今年も採択率30%の難関でした。http://sugiyama-www.cs.titech.ac.jp/ACML2010/ Yasuo Tabei, Takeaki Uno, Masashi Sugiyama, Koji Tsuda: Single Versus Multiple Sorting in All P…

Locality Sensitive Binary Codes for Shift Invaliant KernelsとSpectral Hashingの比較

Locality Sensitive Hashing(LSH)とは、ベクトルとして表現されたデーターの集合を入力として、それらの2点間の距離を保存したまま、ハミング距離に基づく文字列の集合に射影する技術です。コサイン距離[1]、ユーグリッド距離[2]に基づくものや、機械学習法…

プレゼンの本

思いっきり研究をしたので、2月の中旬から3月の初めまで海外の研究所を周り、研究発表やいろいろな研究者と議論してきました。その際、考えたことは上手なプレゼンのやり方です。日本と違い、海外では上手なプレゼンをして自分をアピールすることが非常に重…

論文投稿

先週の金曜日にコンピューターサイエンスのある会議に論文を投稿しました。コンピューターサイエンスの会議に投稿するのは2回目です。バイオインフォマティクスではジャーナルに論文を投稿するのが一般的ですが、コンピューターサイエンスでは、はじめに国…